制作ノート / はるのわ
「大変そう」の先の、
いつもの一日を
伝えるまで。
時刻で見せる。条件を正直に書く。
同世代の声から、見学へ。
採用課題の設定
「人の役に立ちたい」の、
その先を見せる。
はるのわは、入居施設とデイサービスを運営する架空の社会福祉法人です。介護の仕事は「大変そう」という印象が先に立ち、学生にとっては、働く自分を想像しにくい。福祉を学んでいない人ほど、応募の候補に入りにくい。そんな課題を設定しました。
やりがいを強く語るより、毎日の仕事を具体的に見せること。夜勤はいつから始まるのか、資格はどう取るのか、困ったら誰に聞けるのか。不安の答えを、言い切れる言葉で用意することを目指しました。
読み手として想定した人
福祉系ではない学部の学生や、別の仕事から転職を考えている人。介護に関心はあるけれど、体力や夜勤のことが気になって一歩を踏み出せない人。座談会の質問設計
仕事のやりがいより先に、
最初の不安を聞く。
新卒1年目の3人による座談会を想定しました。介護職2人と看護職1人。職種と経歴が違う3人の会話から、同じ職場の違う見え方を伝えます。以下は、デモに載せた問いと、その設計意図です。
- 初日、いちばん緊張したことは?
- 「人の名前」「申し送り」など、不安を具体的な場面にほどく。
- 想像していた仕事と、違ったところは?
- 入る前のイメージと現実の差を、本人の言葉で伝える。
- 「わからない」は、すぐに言えた?
- 「相談しやすい職場」を、先輩の声かけで見せる。
- 夜勤や研修で、不安だったことは?
- 多くの人が気にする夜勤を避けずに、始まり方と準備を伝える。
実際の取材では「そのとき、誰が何と言いましたか?」「そのあと、どうしましたか?」と掘り下げ、発言の背景と事実を確認します。
発言から原稿へ
きれいな言葉より、
そのとき交わした一言を。
デモの座談会にある架空の発言を使い、見出しと紹介文への編集例をつくりました。実際の録音や取材メモではありません。
デモ内の発言 / 介護職・健太(新卒1年目)
最初は、何を質問したらいいかわからなかったです。先輩が「どこで止まった?」と聞いてくれて、起きたことを順番に話せました。
このノートで作成した見出し・紹介文の例
「どこで止まった?」から、
相談が始まる。
何を聞けばいいかわからなかった入職直後。先輩の「どこで止まった?」という一言で、起きたことを順番に話せるようになりました。わからないことを、言葉にするところから一緒に始める職場です。
「質問しやすい雰囲気です」とまとめず、先輩の一言をそのまま見出しに残す。読み手が、自分が相談している場面を想像できるようにしました。
実案件では、編集した原稿を本人・企業に確認いただきます。発言にない出来事や成果を足さず、意味が変わっていないかを確かめてから公開します。
サイトの構成・デザイン
「いまごろの、はるのわ」
から、見学の申し込みへ。
法人名の「わ(輪)」を、24時間の文字盤に見立てました。トップを開いた時刻に合わせて、太陽の位置と写真が変わり、「いま、介護職は何をしている時間か」が表示されます。
- いまの現場時刻の文字盤で、介護の一日を身近に感じてもらう。
- 新卒採用初任給・夜勤の始まり方・資格取得の支援を、言い切る言葉で。
- 働く人の話新卒1年目の座談会と、別の仕事から来た職員のインタビュー。
- 見学・説明会どのページからでも申し込めるよう、画面下にボタンを固定。
「介護職は、新卒・未経験歓迎」のように、資格条件は職種ごとに分けて示しました。良いことだけを並べず、夜勤や体力の不安にもFAQで答えています。
制作計画
誰が、いつまでに、
何をするか。
デモでも、実際の進行を想定して制作計画をつくりました。制作チームの作業と、法人側に確認いただく期限を1枚のスケジュールにまとめ、撮影は40カットの指示書と、2日間の香盤表に落とし込んでいます。

はるのわの制作計画(Excel・約3MB)青澄テクニカの制作計画(Excel・約3MB)
画像はタップで拡大できます。デモのため、法人・人物・日程は架空です。

言の葉+の採用サイト制作
あなたの職場では、
どんな一日が流れているでしょう。
原稿がない段階から、伝える内容を一緒に考えます。
社員インタビュー1本からも、ご相談いただけます。


