制作ノート / 青澄テクニカ
知らなかった仕事が、
気になる仕事に
なるまで。
問いをつくる。会話をほどく。
働く姿が見える、採用サイトへ。
採用課題の設定
「未経験でも大丈夫」の、
その先を伝える。
青澄テクニカは、機械部品をつくる架空の会社です。専門知識のない求職者には、加工や品質管理という職種名だけでは、働く自分を想像しにくい。そんな課題を設定しました。
必要なのは、安心できる言葉を増やすことだけではありません。最初に何を覚えるのか、どこでつまずくのか、誰に聞けるのか。仕事のおもしろさと難しさの両方を、具体的な場面で伝えることを目指しました。
読み手として想定した人
ものづくりに少し興味があるけれど、工場の仕事には詳しくない人。仕事内容と、入社後の日々を知ってから応募を考えたい人。座談会の質問設計
会社の魅力を聞く前に、
最初の日の話を聞く。
入社1年目の3人による座談会を想定しました。抽象的な評価を求めるより、思い出せる出来事から会話を始めます。以下は、デモに載せた問いと、その設計意図です。
- 初日、いちばん緊張したのは何だった?
- 未経験者の不安を、道具・人・作業の具体的な場面にほどく。
- 「わかりません」って、すぐ言えた?
- 「質問しやすい職場」を、声をかけるまでの行動や応対で見せる。
- やらかした日のこと、覚えてる?
- 難しさを隠さず、失敗のあとに何を確認し、どう学ぶかを伝える。
- ここで働いていて、「この会社らしいな」と思った出来事は?
- 社風を形容詞でまとめず、日々の小さなやり取りで伝える。
実際の取材では「そのとき、誰が何と言いましたか?」「そのあと、どうしましたか?」と掘り下げ、発言の背景と事実を確認します。
発言から原稿へ
整えるのは文章。
残したいのは、その人の実感。
デモの座談会にある架空の発言を使い、見出しと紹介文への編集例をつくりました。実際の録音や取材メモではありません。
デモ内の発言 / 品質管理・新人B
測った結果がいつもと少し違って、加工の先輩に相談したときです。「じゃあ、こっちの記録も一緒に見よう」と、その場で並べて確認してくれました。私の測り方も、加工したときの状況も、両方から見てくれる。誰かのせいにするんじゃなくて、まず一緒に確かめるんだなと思いました。
このノートで作成した見出し・紹介文の例
困ったときは、
記録を並べて、一緒に確かめる。
測定結果がいつもと違ったとき、加工の先輩が記録を並べて確認してくれました。測り方と加工の状況、その両方から考える。誰かのせいにせず、一緒に原因を確かめる姿勢が印象に残っています。
「風通しがいい」という評価に置き換えず、記録を並べた場面を残す。読み手が職場のやり取りを想像できるよう、出来事と本人の受け止めをつなぎました。
実案件では、編集した原稿を本人・企業に確認いただきます。発言にない出来事や成果を足さず、意味が変わっていないかを確かめてから公開します。
サイトの構成・デザイン
好奇心から入り、
自分に合うかを考えられる構成へ。
最初の問いは「この部品、何になると思う?」。会社概要から説明を始めるのではなく、部品への好奇心を入口にしました。
- 何をつくる?身近な製品とのつながりから、会社の仕事を知る。
- どんな仕事?加工・仕上げ・品質管理など、具体的な作業を知る。
- どんな人?社員の経験や座談会から、働く日々を想像する。
- 新卒採用・中途採用新卒には仕事を知る入口を、中途には前職の経験の活かし方や、未経験からの育成を伝える。
- 働く環境・募集要項仕事内容への興味と、応募条件の確認をつなぐ。
転職する人には、別の判断材料を。
中途採用ページでは、未経験から始める人と経験を活かす人の入口を分けました。扱う設備や任せる範囲、入社後3か月の育成、給与・条件、選考の流れを整理し、前職の経験がどうつながるかを考えられる構成にしています。制度や数字は、デモとして設定した架空の内容です。
写真は仕事の場面を見せるために、見出しは読むきっかけをつくるために。専門用語だけが先行しないよう、短い問いと説明を組み合わせました。座談会では会話の読みやすさを、一人ひとりのインタビューでは経験の違いを大切にしています。
制作・撮影の計画
新卒も、中途も。
必要な場面から、撮影を組み立てる。
中途採用ページを加えた最新版の制作計画です。サイト構成、撮影指示書、撮影香盤表、事前準備・出演者の計画をまとめています。実際に行った撮影の記録ではなく、自主制作デモのために設計した資料です。

言の葉+の採用サイト制作
あなたの会社では、
どんな話が聞けるでしょう。
原稿がない段階から、伝える内容を一緒に考えます。
社員インタビュー1本からも、ご相談いただけます。
