CROSS TALK / 新入社員3人の話
入社1年目、
ぶっちゃけどう?
道具の名前を聞くのにも、勇気がいった最初の日。
今は少しずつ、仕事のことも、仕事じゃないことも話せるようになった。
新人3人の会話から、働き始めるまで見えなかった毎日をのぞいてみる。
TALK 01 / 初日の不安
初日、いちばん緊張したのは何だった?
機械より、人の名前です。道具を借りたいのに、誰に聞けばいいのかわからなくて。まずは名前を覚えようと思っていました。前はアパレルの販売をしていたので、人と話すのには慣れているつもりだったんですけど、場所が変わると全然違いますね。
わかる。私は最初、みんな忙しそうに見えました。聞きたいことがあっても、声をかけるタイミングをずっと探していた気がする。あと、測定器を壊してしまったらどうしよう、って。触る前から緊張していました。
僕は、図面を見せてもらったときです。線と数字がいっぱいあって、これを読めるようになるのかなと。でも実物を並べてもらうと、少し意味がわかる。最初から図面だけで理解しなくてもいいんだ、と思えたのは助かりました。
初日に全部覚えようとしていたんですよね。いま思えば、それは無理だった(笑)。まず今日使うものから、って区切れるようになるまでが、最初の難しさだったかもしれません。
TALK 02 / 質問するまで
「わかりません」って、すぐ言えた?
最初は、自分から少し遠慮していました。説明を聞いたときはわかったつもりでも、自分で測ると迷ってしまって。そのとき先輩が「どこで止まった? 一緒に見ようか」って声をかけてくれたんです。わからないことがあっていいんだ、と思えて、ほっとしました。
僕も「さっき教えてもらったことなんですけど……」って聞いたことがあります。そしたら「一回で全部覚えなくていいよ」と、もう一度実物を見せてくれて。同じことを聞いたからって嫌な顔をされないので、今は小さなことでもその場で聞いています。
「聞いてね」と言われるだけじゃなく、こっちの様子を見て声をかけてくれるんですよね。説明してもらったあとも「やってみて、迷ったらまた呼んで」と言ってくれる。わかったふりをしなくていいのが、ありがたいです。
そうそう。少しずつ慣れてきて、今は「ここまではできたんですけど」と自分から相談することも増えました。聞き方が上手にならないと質問できない、という感じではないです。まず聞いてみて、一緒に確かめてもらえる。その安心感が大きいですね。
TALK 03 / 失敗と、そのあと
やらかした日のこと、覚えてる?
必要な道具を揃えたつもりで、一つ足りなかったことがあります。作業前に気づいて、準備をやり直しました。覚えた名前だけメモして、何に使うのかまで結びついていなかったんです。
私は、測った数字を別の欄に書いてしまいました。測定が終わったらひと安心、という気持ちになっていたのかもしれません。気づいたときは焦ったけど、すぐに相談して記録を確認しました。
数字が合っていても、書く場所が違うと困るんだよね。僕は、似た図面を見て「前と同じかな」と思ったことがありました。確認したら違うところがあって。そのまま進めなくてよかったです。
それ以来、記録するところまで一つの作業だと思うようになりました。失敗を思い出すのはちょっと恥ずかしいけど、「どこで気が緩んだか」がわかると、次に確認する場所も変わります。
TALK 04 / 少し変わった毎日
最近、「前よりわかる」と思ったことは?
図面の中で、最初に見るところが少しわかってきました。前は全部を一度に理解しようとしていたけど、まず必要な情報を確かめる。それだけでも、作業に入る前の迷いが減りました。
僕は、次に使う道具が思い浮かぶときです。前は先輩に言われてから探していたので。すごく小さいことですけど、自分で次を考えられると、ちょっと嬉しい。もちろん、勝手に進めていいってことではないですけど。
私は、同じ結果を安定して出せたとき。測る位置や使い方を揃えると数字も揃う。道具のせいだと思っていた違いが、自分の手順で変わるとわかったのは、おもしろかったです。
毎日大きく成長している感じではないんですよね。帰りに「今日はこれがわかった」と一つ思い出せるくらい。でも、それが増えていくと、仕事の見え方も変わる気がします。
TALK 05 / 青澄テクニカらしい場面
ここで働いていて、「この会社らしいな」と思った出来事は?
測った結果がいつもと少し違って、加工の先輩に相談したときです。「じゃあ、こっちの記録も一緒に見よう」と、その場で並べて確認してくれました。私の測り方も、加工したときの状況も、両方から見てくれる。誰かのせいにするんじゃなくて、まず一緒に確かめるんだなと思いました。
自分の担当だけで話が終わらない感じ、ありますよね。僕が図面のことで迷っていたときも、先輩が別の担当の人に声をかけてくれたんです。実物を持ってきてもらって説明を聞いたら、次の工程で何をするかまで見えてきました。
僕は、休憩のあとに「さっきのところ、もう大丈夫?」と聞いてもらえたことです。その場で教えて終わりじゃなくて、あとでも気にかけてくれる。自分では少し聞きそびれていたことがあったので、そのひとことが嬉しかったです。
他の会社と比べたことはないけど、私たちが感じるこの会社らしさは、そういう小さいやり取りかもしれません。相談したら、誰と何を見ればよいかまで一緒に考えてくれる。そのおかげで、わからないことを一人で抱えなくていいと思えます。
TALK 06 / 仕事じゃない話
初めての給料、何に使った?
ちょっといいイヤホンを買いました。通勤の時間が楽しみになったので、買ってよかったです。仕事中は音楽を聴けないけど、帰り道は好きな曲に切り替える時間ですね。
友達とご飯を食べに行きました。前の職場にも顔を出して、「今はこんな仕事をしてる」って話したんです。自分でも説明しながら、仕事が少しわかってきたなと思いました。
僕はゲームのコントローラーです。休みの日は、だいたいゲームなので。仕事の話だけしていたら知らなかった趣味が、休憩中にわかることもありますよね。
最初は仕事の質問ばかりだったけど、お昼の話とか、週末の話とかもできるようになった。だからといって、みんな同じ趣味というわけではなくて。知らない話を聞くのも、けっこう楽しいです。
TALK 07 / この仕事に向いている人
どんな人なら、青澄テクニカの仕事を楽しめそう?
手を動かして、「こうするとどうなるんだろう」と試すのが好きな人かな。僕も、最初から機械に詳しかったわけではありません。図面を見て実物を確かめて、少しずつ形がわかってくる。その過程をおもしろいと思える人には、見てほしいです。
私は、小さな違いに気づくと、理由を知りたくなる人。同じように見える部品にも、確認するところがいろいろあります。でも、細かい性格じゃないとできない、という意味ではないです。手順に沿って丁寧に確かめることを、続けてみたいと思えるかだと思います。
一人で全部できるようになることより、誰かと一緒に考えるのが好きな人も合いそう。僕は、自分の考えを話して、先輩の説明を聞くときが楽しいです。話すのが得意じゃなくても、「これ、どうしてですか」と聞ければ、そこから会話が始まるので。
3人とも、入口は違いますよね。最初から条件が全部揃っていなくても、気になることがひとつあれば、見に来てほしいです。実際の作業や働く人を見て、「自分もやってみたいかも」と思えるところを探してもらえたら。
TALK 08 / これからの仲間へ
入社前の自分に、ひとこと言うなら?
機械に詳しくなくても、まず見に行っていいよ、かな。求人の言葉だけでは、僕は仕事が想像できませんでした。実物を見て、働く人の動きを見ると、急に身近になったので。
私は、「細かい確認を続ける仕事もあるよ」と言いたいです。楽しそうな場面だけじゃなく、毎日どんな作業を繰り返すのかも知っておくと、自分に合うか考えやすいと思います。
仕事の大変なところも聞いていいと思います。最初に何を覚えるのか、誰に相談するのか、慣れるまでどこでつまずくのか。そういう具体的な話があると、入ってからの自分を想像しやすい。
不安が全部なくなるわけではないけど、何が不安なのかがわかるだけでも違いますよね。私たちも、まだ知らないことは多いです。わからないことを聞きながら、少しずつ仕事にしている途中です。